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キリン1

キリン2

作者:小松英夫、キリン


小松氏のキリン。

15度系作品の可能性を
思い知らさせた傑作。

90度の角を半分の半分に折ると、22.5度になって、
この角度をベースにした折り紙的な作品が多い。

15度系は基本の角度が15度
90度の角を三分の一にして半分に折ると15度。

不慣れな分、折ってて違和感があるのだけど、
いずれ22.5度系同じような感覚になる。

足が細くなるので、
薄めの丈夫な紙を使用したい。

作例は、70㎏のレザック96。


全体的なイメージだけでなく、
頭部の造形も見事そのもの。

展開図からは想像できないような、
スッキリした工程も魅力的。

ここまで、リアルなキリンは、
今後しばらく登場しないかもしれない。 

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しゃちほこ1


しゃちほこ2


作者:川畑文昭、しゃちほこ。

小松氏ライオンを折った紙(きぬもみ)の余りを
切り出したところ、
余り大きな正方形にならなかった。

この紙のこの色の特徴を活かせる作品で、
思い出したのが、川畑氏のしゃちほこ。


名古屋城のしゃちほこをモデルとしてるはずだから、
この色は適切ではないか。


この作品を折ったのは初めて。
(発表された当時、適した紙がなかったから)

比較的厚い紙だから、重厚感も出た。

折り図の前に展開図だけ発表されたけど、
展開図だけでは再現できないような
随所に川畑氏の表現力が盛り込まれている。


同じ大きさの紙があれば、
細部の違いに気をつけながら、対で作ってみたい。

龍

作者:前川淳、龍

これも『本格折り紙 入門から上級まで』より。

17.5㎝の紙での試し折り。
「ビバ!」で発表された龍と基本構造は同じ。

それに、指を折るための領域を加え
(それが同時に尾を長くし)、頭部に改良が施されている。

このサイズの紙で折ると
頭部が相当に細かくなってしまった。

後ろ足もたいぶ厚くなる。

厚めの紙や小さい紙の場合、
ビバの頭部の方が折りやすくていいかもしれない。


薄めの25㎝くらいの紙で、
いずれ折りなおしたい。

創作家の立場にない私ですが、
西田さんの見解を答えだと思いたい。

(通じる人にだけ通じる話です)


「1枚の紙を切らずに生物を折る限り、
折り紙はいかなるほかの立体造形芸術よりも、
その生物の発生にまつわる神秘に肉迫している。
発生の神秘を作品に内包している。 」


著作権の騒動(?)のときもそうだったけど、
説得力の高い記述には唸るばかりだ。

ペガサス1

ペガサス2


作者:川畑文昭、ペガサス。

恐竜などの空想動物や昆虫を得意とする。
あの神谷哲史氏にも大きな影響を与えた。
折り紙界のTOYOTA。

このペガサスは「空想折り紙」という本に
掲載されていたもの。

その後のバージョンもあるのだけど、
個人的にこのペガサスのほうが好き。

いくつ折ったか覚えていないくらい折った。

表裏同色の紙を使う。


今回は薄めで小さめの紙を使ったけど、
厚めで大きめの紙で折ってもいい。

いろんな創作家がペガサスを発表してるけど、
造形や折りやすさなどを鑑みると
個人的に一番好きなペガサス。

ちなみにWikipediaの「折り紙」に
このペガサスの画像が載ってるけど(2007年8月現在)、
お世辞にも上手とはいえない。

創作者名も明記されていないし、
いささか問題があるように思われる。



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