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非定期更新の折り紙ブログ
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ステゴサウルス1

ステゴサウルス2

作者:ジョン モントロール、ステゴサウルス。

アメリカを代表する創作家。

折り紙的なリアルな造形で
多くの作家に影響を与えた。


ステゴサウルスは、代表作の一つ。
「トップおりがみ」の表紙を飾った。

ちなみにトップは20年以上前の本。

この本を手にした頃の私には
折り紙でここまで表現できることが衝撃だった。

互い違いの背中の板は、
ねじれをいれて実現させている。


多分、10年ぶりくらいに折ってみた。

尾や背中の板の一部の表現には、
アレンジを加えている。

モントロール氏の作品は、
折り紙的であるためか、
私には覚えやすい。

記憶だけで折ることができた。
(それだけ当時折っていたことの裏返し)


モントロール氏の作品は、
コンプレックス(複雑な)折り紙の
第一歩としては最適だと思う。

今後、いくつか作品を紹介する予定。

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仏像1

仏像2


創作者:北條高史
作品名:仏像
出典:第6回折紙探偵団コンベンション折り図集
折り手:私。

北條氏が「をる」に
空間如来を発表したとき、
ものすごい衝撃をもって受け止められた。

立体的ではなくて「空間的」な作品。
構造を想像するのが楽しかった。


空間如来は、
ぐらい折による微妙かつ絶妙な仕上げを多用するので、
折り図化が困難。

空間如来の簡易版として、
「仏像」の折り図が発表された。


私の構造的な予想はもちろん外れたけど、
(がっかりしたと評されることもあるけど)
至極当然な構造をしている。

人物部の表現の難しさも然ることながら、
腕や手の表現も難しい。

どこか北條氏の温かみが伝わってくる。

なるべく大きな紙で折って飾っておきたい作品。

川畑氏の作品として、
ペガサスとしゃちほこを載せましたが、
川畑氏の氏名の表記に
誤りがありました。

先ほど、修正しました。

関係各位にお詫びいたします。
申し訳ありませんでした。

西川ペガサス1

西川ペガサス2


作者:西川誠司、ペガサス

川畑氏のペガサスと違って、
シンプルな造形。

そのシンプルさが
いかにも可愛らしくて魅力。

馬に羽をつけるというアプローチではなく、
鳥に足をつけるとうアプローチだったとか。

鶴の基本形から作られる。


薄い紙なら15㎝位の紙でも
無理なく折れるのも特徴。

今朝、新聞を見ていたら、
名誉都民に加瀬三郎氏が内定した、
との記事があった。

議会の同意を得て、
10月1日に顕彰式が行われる。


加瀬氏といえば、全盲の折り紙作家だ。
マスコミに度々取り上げられるから、
折紙者でなくても、
「全盲の折り紙作家がいる」という事実を
知っていても不思議じゃないくらい有名だ。

加瀬さんの本職はマッサージ業。
視力を失ったのは、小学校高学年のとき。

私にはお目にかかったこともなく、
それくらいの知識しかないので、
「をる」3号を読み直してみた。

「折り紙を教えるとき言葉がいかに大切か」
「器用って言葉が大嫌い」

師の人柄がうかがえる。


私の周りにも、全盲の方や全盲聾の方がいるけど、
彼らをみていると、
自分の想像力のなさに哀しくなってくる。

遠く及ばなくても、目をつぶって、
「全盲の折り紙の世界」に
思いを馳せてみた。


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コウ(KOH)
性別:
非公開
自己紹介:
折紙愛好家の一人。

特に断りのない限りにおいて、
作品を折ったのも写真を撮ったのも私です。

原作者の方などで、不都合のある場合、
コメントいただければ修正いたします。
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